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  • 2020-07-21 Swarm64 DA

    Swarm64 DAによるPostgreSQLの高速化をBIツールで可視化②

はじめに

みなさん、こんにちは。インサイトの梅宮です。
前回の記事投稿から間が空いてしまいましたが、今回も前回に引き続きBIツールによるSwarm64 DAの性能を可視化した結果をご紹介したいと思います。
また今回は使用するBIツールを『Metabase』に変更し、データの件数や表示結果(問い合わせSQL)をより実務に近い形で再現しています。

検証方法

  • 無料BIツールである『Metabase』を使用して、あらかじめ作成しておいたTPC-Hスケールファクタ−10のデータを分析。
  • 各データ分析をSwarm64 DAを用いて実行した場合と通常のPostgreSQLでそれぞれ同様のSQL実行した場合と、BIツールで可視化した際にどの程度の差が出るのかを検証。
  • 使用するFPGAカードはAlveoU250を2枚。

BIのよるデータの分析手法

TPC-Hで作成したデータから6つの項目をMetabaseで可視化

使用するテーブル

  • lineitem:製品と注文数に関する情報が格納されている6000万件のテーブル
  • orders:注文とその内容に関する情報が格納されている1500万件のテーブル
  • parts:製品に関する情報が格納されている200万件のテーブル
  • customers:顧客情報について格納されている150万件のテーブル

表示する結果セットの内容

  1. ある期間の製品数、注文の金額、注文件数の合計と、1注文内での製品数とか価格の平均を表示(lineitem)
  2. ある期間の製品の売り上げランキングとその注文数。一定の値を超えているものは色付き表示。(lineitem)
  3. ある期間の顧客別の購入ランキングとその取引数。一定の値を超えているものは色付き表示。(orders、customers)
  4. ある期間における出荷予定の中から未出荷の製品を配送優先度の高い順で表示。(lineitem、orders)
  5. ある年の純利益と製品の販売数を各月毎に表示。純利益が折れ線グラフ、販売数が棒グラフ。
  6. ある年の総注文件数の内訳を曜日ごとに表示。

検証結果

動画の左が通常のPostgreSQLでの出力、右がSwarm64 DA使用時の出力


※1:左上、2:中央左、3:2の隣、4:右上、5:左下、6:右下

まとめ

いかがでしたか。秒数表示なども追加し前回より明確にSwarm64 DAの性能を感じることができたのではないでしょうか。
データの可視化は出来ているがレスポンスが遅い、リアルタイムにデータの監視や可視化が必要になる業務や業種には大変有用な機能となっています。

終わりに

先日7月2日にSwarm64 DAの最新バージョン4.2.0がリリースされました。
今までの機能が修正・改善されより使いやすく、高速化の性能も高まっています。また今後も機能や性能を改善したバージョンアップが行われるとのことなので常に最新の情報をみなさんにお届けいたします。
今回のバージョンアップに伴い、Swarm64 DAの日本語版ユーザーガイドも最新のものを作成予定です。
今後もSwarm64 DAの最新情報とその検証結果を皆さんご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、どうもありがとうございました。

お問い合わせフォーム

https://www.insight-ltd.co.jp/contact/

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